話題
むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

  • 笑える
  • 全ページ
  • ためしよみ

かいけつゾロリ(5) かいけつゾロリのゆうれいせん」 渡”邉恵’里’さんの声

かいけつゾロリ(5) かいけつゾロリのゆうれいせん 作・絵:原 ゆたか
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1989年10月
ISBN:9784591030240
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,680
みんなの声 総数 10
  • この絵本のレビューを書く
  • 前作「大かいぞく」で海賊船を手に入れたゾロリ一家。早速、幽霊船に大改造して、アーサー王とエルゼ姫を誘拐し、いたずらの限りを尽くすが…

    シリーズ化して、前の作品との関連が出てきた。順番に読んでいくと登場人物の背景がわかり更に楽しいが、1冊だけ読んでも十分に面白いつくりだ。さすが人気シリーズ。

    ゾロリの男の嫉妬が大爆発する。しょうもない嫌がらせの数々は笑えるけれども、人間の嫉妬の浅ましさを改めて突きつけられている気もする。深読みすると恐ろしい。幸せな二人をねたみ、幸せをぶち壊してやりたい思いや、恋人を無理やり自分のものにしようとする身勝手さなど、大人の世界でも十分に問題になり、お話しにもなる要素が、そこここに発見される。子ども向け作品の中にも、しっかり人間のいろんな感情や人生の不条理さなどを感じ、無邪気に児童書を楽しめた時よりも、別の意味で面白さが倍増。

    大人になってから児童書を読むと、物語のほかにも作者の心境や、当時の社会情勢、そのほかの余計な事にも関心が及んでしまい、よかったのか悪かったのか。まあ、それが人生か。

    投稿日:2021/01/27

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「かいけつゾロリ(5) かいけつゾロリのゆうれいせん」のみんなの声を見る

「かいけつゾロリ(5) かいけつゾロリのゆうれいせん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら / おおきなかぶ ロシアの昔話 / もこ もこもこ / おつきさまこんばんは / はらぺこあおむし / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(10人)

絵本の評価(4.55)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット