タイトルの 「青い花」
それは このお話を読んだら 分かります
安房直子さんの お話の世界へ ご案内しましょう
こんなふうに案内したいお話です
若い男の人は (かさのしゅうぜん) こんな看板を掛けて 毎日 傘を修繕しています
その若者が 雨の日に出会った 青い服の女の子に 傘を作ってあげるのです
上等の布を 一緒に買いに行き 心を込めて作った 青い傘
その青い傘は 不思議にも 大評判で お金持ちに
ところが 十日すぎ 新聞に 「雨の日には レモン色のかさをさしましょう。 ○○デパート 」
その日から 青い傘の注文はこなくなり・・・
なぜこんなふうになったのかは この本を読んだ人が 感じ取ってください
女の子は 青い傘の修繕を頼みにきていたのですが・・・・
そして 青い服を着た女の子ではなく 青い花が 雨に濡れていたんです
アジサイの花のようですが・・・・
安房直子さんの 優しいお話の 言いたかったことを 感じ取ってくださいね
南塚直子さんの パステル画が このお話しを優しく 包んでくれたように思いました