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トムは真夜中の庭で」 レイラさんの声

トムは真夜中の庭で 作:フィリパ・ピアス
絵:スーザン・アインツィヒ
訳:高杉一郎
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:1967年
ISBN:9784001108248
評価スコア 4.25
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みんなの声 総数 3
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  • 一種のミステリー

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    『TOM’S MIDNIGHT GARDEN』が原題。
    児童文学のおすすめ本としてよく目にしていたのですが、なかなか読む機会がなく、
    今回「時間」をテーマにした選書をしていて再会したので、思い切って読んでみました。
    弟のピーターがはしかのため、キットスン家に隔離されたトム。
    せっかくの長期休暇を、自宅のお気に入りの裏庭でピーターと愉快に遊ぼうと思っていたのに。
    キットスン家は古いアパートで、庭らしいものなんてないのに…。
    ところが、大時計が一三時を打つと、不思議な出来事が起こるのです。
    時間と空間が交錯するので、かなり難解な、一種のミステリーです。
    でも、丁寧な庭園の描写がリアリティたっぷりで、一緒に冒険している気分になります。
    不思議な少女ハティとの出会いなどを通して、自分のアイデンティティーも揺さぶられるトム。
    時間と空間を行き来しながら、ラストではその謎のパーツが見事に完成します。
    頭の回転の遅い私にとってはかなり難解でしたが、
    丁寧な描写から広がるイメージにひかれ、ぐいぐいと読み進められました。
    イギリス文学ですので、ヴィクトリア女王とかの歴史がわかっている方がいいですね。

    投稿日:2014/08/10

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