話題
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

  • 笑える
  • 盛り上がる
  • ためしよみ
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おばけのコッチあかちゃんのまき」 渡”邉恵’里’さんの声

おばけのコッチあかちゃんのまき 作:角野 栄子
絵:佐々木 洋子
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1982年11月
ISBN:9784591010952
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,334
みんなの声 総数 9
  • この絵本のレビューを書く
  • 小さなおばシリーズけ、コッチの2話目。
    床屋さんに住むコッチは、おしゃれが大好き。床屋のご主人のお手伝いもします。でもあかちゃんのお客さんへの「お手伝い」は大変。暴れないようにいろいろ工夫しなければなりません。
    ある日、超☆問題児の赤ちゃんを連れたお母さんに気に入られてしまったコッチは、急遽発生した泊まり込みの子守&留守番を頼まれます。おばけはしらんぷりできない、というけど、赤ちゃんは容赦なく自己中心。コッチに容赦なくワガママを言います。お風呂場でいよいよのぼせて絶体絶命のコッチは…

    子どもを持たない人にとっては、過酷な子育てが想像できる一冊です。母親が一人でがんばってノイローゼになったという話もうなづけます。いくら赤ちゃんはかわいいといっても、この容赦ない悪魔の責め苦には、拒否権のないコッチ(臨時の家政婦さんみたいな立場)はお手上げでしょう。コッチの爆発も無理ないこと。
    実にご愁傷様です。

    昭和初期や大正生まれの人に聞くと、昔は小さい兄弟を子どもが面倒見るのが当たり前だったという。自分も遊びたいのに、更に小さな子どものご機嫌取りをしなければならなくて、地獄の苦しみだったという。あの豊臣秀吉も、子守が一番つらかったと言ったとか言わなかったとか…

    絵はかわいいけど、残酷な現実に直面したみたいな、恐ろしさが残った作品でした。でも、子育て経験のある人が見たら、「あるある」と楽しいのかもしれない!?
    電車などで見かける子連れに、優しくしようと思いました。(反省)

    投稿日:2019/04/21

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「おばけのコッチあかちゃんのまき」のみんなの声を見る

「おばけのコッチあかちゃんのまき」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / いないいないばあ / ぐりとぐら / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / じゃあじゃあびりびり / ねないこ だれだ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(9人)

絵本の評価(4.6)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット