表紙から、広がる青が目にまぶしいです。すがすがしい気持ちになれるそんな一冊です。
ふねくんが、男の子の手紙を港町に引っ越した友達に運ぶお話ですが、港に行き着くまでのふねくんと、まるでいっしょに海の上を進んでいるかのような気分になれます。
時間の経過とともに変化する自然を体験することもできるので、小さなお子さんといっしょにぜひぜひ楽しんでみてください。
遠いところへのお手紙は、飛行機だけでなく、船でも運ぶことを、この本で学ぶことができます。お友達とお友達をつなぐ大切な役割をふねくんは担っているんですね。