2年生の9月の読み聞かせの絵本を探していて借りた本の一冊です。
ある日、朝起きると、リスの家の前の木に大きくて黄色な丸いお月さまが落ちていました。
どろぼうだと思われてろうやに入れられてしまうと思ったリスは、そのお月さまをどこかへやろうと考えます。
ここからお話が展開して、ハリネズミ・ヤギ・ネズミが出てきます。
お月さまはどうなるでしょうか?
1回目を読んだ所では、「これは向かないな・・・」と感じました。
とにかく絵がリアルすぎますしほんわかしたお話ではありません。
が、2回目を読んだら、何と笑えました。
良く見ると、どうしてリスの家にお月さまが落ちてきたのかが見開きから絵だけでお話は始まっていました。
動物達が出てくる度に「どうしよう・・・」と、ろうやの絵。
このろうやのモノクロが効いています。他のページもとてもシンプルな色使いで派手ではありません。
一番びっくりしたのは、沢山のネズミの絵でした。ある意味気持ち悪い・・・。
これは小学校高学年からなら分かると思います。