アルマジロが出てくる絵本ってこの絵本くらいではなあでしょうか!
アルマジロとカメくんがカラフルで優しいタッチで描かれていてとても素敵な絵本です。
アルマジロの生態がよくわからないのですが、
おそらくゆっくり歩く事の出来ないアルマジロくんと、早く歩く事の出来ないカメくんが、一緒に市場へお出掛け。
だけど歩くペースが違うので、いつのまにかどんどん離れて行ってしまうのが笑っちゃいます。
子供は「ちょっとー笑 アルマジロくん早いよー!ゆっくり歩いてあげてー」と笑っていました。
先に着いたアルマジロくんがカメくんと自分の買いたい物をつぶやきながら、市場を落ち着きなくシャカシャカグルグル周る姿と
カメくんのゆったりした感じの対比が微笑ましいです。
素敵だなぁ。と思ったのが、
遅れてやってきたカメくんが「待ったかい?」と聞くと「そうでもないよ」と答えるアルマジロくんの返し。
「待ってない」も優しい嘘になるし、「待ったよ!」と答えるのもなんだかトゲがあるし、
嘘にもならない責める事にもならない「そうでもないよ」の表現が素敵です!
親子で大好きな絵本です。