作者のデビュー作のようです。
高畠那生さんのシュールな絵と、ちょっと斜に構えたような主人公のものの見方の表現がマッチしていて面白かったです。
この文章を読んでいると、主人公の女の子の年齢がすごく子どもっぽい小学校の低学年くらいに見えたり、
20歳くらいの成人したての女の子に見えたりするので、
読んだ子ども達が主人公に同調できるか、ちょっと気になりました。
小学校の高学年以上の動物好きの子ども達が一人読みするのにはいいかな?と、思いました。
登場する動物たちの性格(性質)みたいなものは、すごく動物を観察して描いていらっしゃるなと感じました。