森の中を歩いていたら、穴に落ちて気がつくと石器時代にいた。
現代に戻ってきた自分は、大きくなって考古学者になった。
あれは夢だったのだろうか?
物語の始めと終わりはこんなだけど、とても夢とこだわりのある話だと思いました。
石器時代に行った自分が経験したこと。その時代の生活についてきむらさんは、博物館で調べた上で、その当時の生活の細かいことを説明してくれます。
こんな絵本を読んでから、博物館に行くと楽しくなると思います。
そして、自分の興味が大人になって考古学者という自分の職業になったこと。
将来何になるの? 好きなことは何?
これは大人の感覚かもしれないけど、考古学者になった少年を息子はしっかり感じ取ったようです。