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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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<ボード・ブック> コロちゃんはどこ?」 若葉みどりさんの声

<ボード・ブック> コロちゃんはどこ? 作:エリック・ヒル
訳:松川 真弓
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2004年10月
ISBN:9784566005297
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 61
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  • もう成人してしまった(30歳に近くなった)上の子たちが大好きな絵本でした。

    何度も何度もくり返し、くり返し読んだので、しかけが取れかかってしまうほどでした。ドアの向こうにくま、柱時計の中にヘビ、ピアノの中にカバ・・・いろんなものが、思わぬところに隠れていて、それぞれ違った言い方で、“コロちゃんはここにいない”ってことを伝えてくれます。

    「ちがうよ」「おりません」「いいや」「おらんぞ」「いない」「いないぜ」「ちがう ちがう ちがう」・・・

    何度も読んでいるうちに、そのセリフも覚えて、その動物になりきって一緒に答えてくれたものでした。

    そして・・・最後にカーペットの下にいたカメが「バスケットをみてごらん」というと、コロちゃんのママの気持ちになって、ふわ〜っと表情もゆるみ、ページをめくるのも待てないくらいでした。

    ママとコロちゃんが出会えた時の安心感を、幼い心はしっかりと受け止めていたようでした。自分で歩けるようになって、どんどんお友達と遊ぶようになっていく1歳の後半から2歳くらいのころに、大好きだった絵本。ママはちゃんと見ていてくれる、探し出してくれるという安心感があったからこそ、子どもたちは次々と新しいことにチャレンジ出来たに違いありません。

    そんな母と子の気持ちを繋いでくれた絵本でした。

    そのうち、孫ができたらぜひ読んであげたいなと思います。そのボロボロになった絵本で!(もちろん新しいものも購入して)

    投稿日:2015/10/02

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