「声にだすことばえほん」シリーズ
見返しの部分には芭蕉がそれぞれの俳句を詠んだとされる場所が簡単な日本地図に描いてあります。
こうやって改めて読むと、子どもの頃に暗唱させられたせいか、すらすらと口をついて出てくるから不思議です。
後書きに「松尾芭蕉の俳句は日本人の共有財産」だと書いてありました。何となくうなずけます。
日本人が日本人と風習や文化として持っている何気なく持っている気質みたいなものが、芭蕉の詩には自然に盛り込まれている気がしました。
小学校の読み聞かせで参加型としてに使ってみるのも楽しいと思います。