この本をはじめて娘によんできかせたのは、三歳になる少し前。
とくにかわいらしい絵でもなく、目を引くしかけもなく、
たぶんそんなに気に入ることはないかもしれないけど
誰もが知っているお話だし、一度は読み聞かせてみようと手に取った本でした。
ところが、ところが。
思いのほか気に入ってくれました。
うんとこしょー、どっこいしょというかけ声が面白いらしく
ケラケラ笑いながら娘も一緒になって、うんとこしょー、どっこいしょーといつもにぎやかな読み聞かせになります。
孫娘、いぬ、ねこ・・とどんどん連なっていく様子も楽しく
文章も短く同じフレーズがでてくるので、すっかりお話を覚えてしまって一人ででも本をめくっては「うんとこしょー、どっこいしょー」とやっています。
四歳になった今でもお気に入りのお話のひとつ。
この本は私が子供のころに読んだ記憶があり、さすがによみつがれている絵本には子供をひきつける何かがあるんだな〜と感心しました。