正直言うと、この絵本を読むまでカタリン・カリコの名前もノーベル賞受賞のことも知らなかったのです。
日ごろ関心の薄い遺伝子のこともワクチンのことも、遠い世界のことのように感じてきました。
しかし、新型コロナウイルスの言葉を目にしたときに、カタリン・カリコの名前が刺さってきました。
あのパンデミックから、私自身も救ってくれたワクチンを、作り出すきっかけを彼女が作ってくれたのです。
絵本の中で、簡潔に彼女の研究が紹介されています。
専門知識がないので理解し得たとは言えないのですが、彼女のあきらめない姿勢で、次第に研究が実を結んできたことは感じ得ました。
偉大な功績も、長い道のりとあきらめない姿勢によって生まれたのですね。
人間の生き方として、学ぶところの多い、重厚な絵本でした。