王様からの信頼をうけて、依頼された宝物殿の見張り役主任だったのに、宝物の紛失から信頼が疑心暗鬼になり、ガーウェインは冤罪のため罰せられようとしました。
ちょっとした出来心で宝物を盗み出した真犯人のデレックは、怖さのため名乗りを上げられず、ガーウェインを落とし込んだことで、罪悪感を深めます。
デレックの妙な行動で、ガーウェインが犯人でないことを知った王様は、ガーウェインを疑ったことを悔やみ、街のみんなもことの顛末に振り回せれます。
信頼って、結構もろいものだと語られているように思いました。
ただ、信頼を回復するところはとても興味深いものです。
この物語の中に、真の悪者はいないのでしょう。
わかりやすい物語ですが、意外と奥深く考えさせられる内容だと思います。