名前を初めて聞いた方で、どんな方かも全く知らずに読み始めたのですが・・・
偉人にありがちな、自分の興味あることしか没頭することが出来ないという表現が多数登場してきます。
現代の教育現場であれば、子供それぞれに合った対応が考えられたりしたでしょうが、その当時ではかなりのはみ出し者であったと感じます。
それでも自分の興味あることに没頭し続けられる環境が得られたのはある意味幸運だったかもしれません。
ただ、その能力が戦争にまつわることに使われたのは、不運だったかもしれません。
全体を通して、凄く生きにくさを感じていた人だったかもしれないと思いましたが、それでも強い意志があって成し遂げられたことがあったということは、読んでいて得られることがあるのではないかと思います。