牛窪良太さんの絵本が大好きで、新作が出たと聞き、楽しみにしていたのですが、ちょっと期待しすぎたようです・・・。
犬のデパートに、いろんな種類の犬が出てきますが、お話の流れに工夫がなかったような気がします。
しかも、おもちゃ売り場のぬいぐるみたちは、犬に遊ばれるのが嫌でこそこそと逃げ出そうとします。
犬がぬいぐるみたちの気持ちに気づくはずもなく、もとに戻されるというところが、ちょっとつまらなく感じました。
犬の毛並みや表情はとても上手に描かれていて、挿絵自体は好きなのですが、お話の展開にちょっと残念でした。