糸井重里さんと日比野克彦さんという最強タッグで、これから一年生になる君たちに贈る言葉なんて、なんて素敵なんでしょう!
ドキドキすることはみんな同じ。
大人になった私達にはとるにたらないことだって、子どもたちにとっては大問題!
そうだよねぇ、そうだったはずだよねぇ、と思いながらページをめくります。
子どもたちは大笑い。ユーモアのあふれるナンセンスな綴りに、どんどん引き込まれて行くようです。
私自身が一番好きなのは「ほじょりん」。
これは独り立ちをはじめる若者全てに読んであげたい。
補助輪という「大人の支え」をとって良いかと問いかける父。
とるとどうなるか。
でも、とりたくないと思えばそれでも良いんだよ、という
とてもとても大きくて、優しい目が感じられます。