「いや」と言えることは実は一番大切なことではないかと思います。
絵本のノニのように後悔する、不満に思う気持ちがわくのは、自分を大切にできてなかったことに傷つくからかなと思いました。
「いや」と伝えるのはエネルギーがいります。
時にはそのエネルギーを使うのをためらい、「いや」とは言わずやり過ごすことがあってもいいと思います。
でもこどももおとなもみんな自分を大切にしてほしい。
「いや」が言えるようになって、そのうえで「する」「しない」を自分で決められるひとになれるといいなと思いました。
ノニが「いや」と伝えるとスージーはあっさり受け入れてくれます。
感じ方はみんな違う。自分はいいと思っていても、相手は違うかもしれない。スージーのように、あいての「いや」を「あ、そう?わかった」と軽く受け止める柔軟さもたいせつですね。
あっさり受け止め、自分を受け入れてくれる人がいる。でも、そうではない悲しい結果になることもあるかもしれない。
もしそうであっても、自分を偽らず嫌を「いや」と伝えることが自分を大切にすることなんだろうなと思います。
この本をきっかけに、自分を大切にすること、相手を大切にすることをこどもと話せたらうれしいです。