新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

  • びっくり
  • 役立つ

ビーバー族のしるし」 おるがんさんの声

ビーバー族のしるし 作:エリザベス・ジョージ・スピア
絵:沢田としき
訳:こだま ともこ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2009年02月
ISBN:9784751522110
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,474
みんなの声 総数 4
  • この絵本のレビューを書く
  • ぜひ読んでください!!

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    ☆をもう5プラスしたいほどの読み応えのある本です。

    これは大人が読んでも感動します。
    お子さんと一緒に読んで、色々と語り合ってはいかがでしょう。

    開拓時代の話です。白人の少マットは、父親と開拓地で暮らしていますが、父親が母親と妹と赤ちゃんを迎えにいきます。
    2ヶ月以上マットは一人で家を守るのです。

    泥棒にあったり、クマに食料をダメにされたり、大変な思いをします。
    そして、はちに刺されて死に掛けたときに、インディアンの老人に助けられます。
    そのお礼として、孫エイティアンに英語を教えてほしいと頼まれます。
    同じくらいの年の男の子です。

    2人はお互いに相手を好きではなく、特にエイティアンはマットに対して、(白人に対して)敵意を持っていました。
    それは理由が合ったのですが、マットは知るのは先のことです。

    2人の関係が徐々に良くなっていく過程が面白いのです。
    少年二人の心の動きが素敵なんです。
    あることがきっかけでぐっと2人の距離が縮まります。

    エイティアンは大人の仲間入りをする儀式をして、大人と一緒に狩りに出ることになります。
    もうここには帰って来ないのです。
    父親がなかなか帰ってこないことを心配して、エイティアンの祖父がマットに一緒にいこうといいますが、
    マットは父親との約束で、家を守るといいます。

    エイティアンの成長に刺激されたのではないでしょうか。
    そして、帰って来る家族のために、自分で考えて色々と準備をします。
    そのシーンも淡々としていて感動します。
    マットもエイティアンに負けないくらい成長しました。

    マットとエイティアンの友情がどう強まったのか。
    マットがインディアンの家族にどう受け入れられたか。
    じっくりと読んでもらいたいです。

    マットが家族を思う気持ちに涙が止まりませんでした。
    読み終わって清々しい気持ちになれます。

    投稿日:2010/10/16

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ビーバー族のしるし」のみんなの声を見る

「ビーバー族のしるし」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おおきなかぶ ロシアの昔話 / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / おつきさまこんばんは / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ディズニー映画『アナと雪の女王』10周年 本の世界に踏み出そう

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.6)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット