その名も”そのつ森”に住む動物たち。森にある広い空き地をどんな風に使うか会議を開きます。それがなかなか決まらない・・・。サルが「温泉にしよう」と言うとみんなはそのつもりになり、カラスが「うみにしよう」と言えばそのつもりになり、想像を巡らせます・・・。
荒井良二さんの独特の絵がとても可愛いです!
文章も手書き(?)なところがまたいい。
最後はみんな森の中に隠れてしまって、動物たちの小さな小さな話し声とそよそよと森を吹き抜ける風の音だけ。森の動物たちの賑やかな会議から一転、なんとなく読み手も最後はゆっくり静かに読んでしまいます。
寝かしつけの時にも案外ぴったりですよ!