シリーズ一作目の『カッパーノ』は、カッコいい男の子のカッパ。2作目は、『カッパーナ』という、シャイな女の子のカッパのおはなしです。
心配性なカッパーナは、なんでもかんでもくよくよなやんでしまうシャイなカッパです。
そんなカッパーナは、カッコいいカッパーノが大好き。
はずかしくて「おはよう」もいえないくせに、昼間、町でみつけられなかったカッパーノのことが、ベッドに入っても心配でたまらなくなり、夜中に家を飛び出してしまいます。
夜は、危険がいっぱい。
お日さまが上った時、カッパーナの恋の行方は?
1作目と同じくお話と絵の息がぴったりの絵本です。
ページをめくるたびに、絵の中に隠れたストーリーがありますよ。「カッパーナ、危ない!うしろ、うしろ」という、子どもたちの声が、聞こえてきそうです。