表紙の絵のかわいらしさに魅かれて手に取りました。
リアルなのにふんわりした質感が感じられる、くまさんたちがとてもかわいらしいのです。
お話は、仲良しの3頭のくまさん(それぞれ白、黒、茶色なんです)をめぐる、とあるエピソードが語られます。
仲良しなはずの白と黒のくまたちが、自分にナイショで楽しそうに何かをしている・・・
それを知った茶色のくまは・・・。
自分が仲間はずれにされちゃったのかも?と疑う茶色くまくんの気持ち。
そして、ナイショで進めてびっくりさせたいという白&黒くまくんの気持ち。
どちらも、誰しも経験があるのではないでしょうか。
茶色くまくんの迫力ある怒りっぷりが面白いです。
読後感はほんわか、優しい気持ちになれます。
絵と同様、内容もとても可愛い絵本です。