船にのって旅に出たかあさんととうさんが、嵐になって船は帰ってこなくなって一人ぼっちになった男の子の小象です。おじさんが迎えに来て一緒に暮らしはじめ、おじさんの家での生活がはじまります。おじさんとの生活もやっと慣れておじさんにも懐いた頃に、かあさんととうさんが生きていたとの知らせを受けて、ハッピーエンドでよかったのですが、おじさんの気持ちを思うと小僧がいなくなる生活は、また一人ぼっちで寂しくなるだろうなあと思い悲しくなりました。汽車の中で、小象と一緒に過ごした日にちの数を数えていたのは、わたしにもわかりました。「素晴らしい毎日だった。なんて早く過ぎてしまったものだ」やっぱり、おじさんの思うことと私も一緒だなあとおもいました。「ぼくたちは、時々会おう」と約束したのが、とても嬉しかったです。会うのを楽しみに生きていけると思いました。