図書館で読もうとしたら、
「くまがこわーい!」
と、何回か敬遠されることがあった本です。
たまたま、養護学校の子どもたちに読んだら、怖がるということはなく、と
てもいい反応でした。
わぉ!のところを、手を挙げ、みんなで唱和するようにしてみたのです。
初めは、バラバラで、ぎこちなかったのが、だんだんぴったりと息が合うよう
になっていき、その後、何度もリクエストされました。
担任によると、みんなの反応が、こんなに一つにまとまることは、とても珍
しいのだそうです。
この絵本には、秘めた力があるような気がしました。