同作者の「ほんとうにあった怖い話」と姉妹本として日本では刊行されているようです。
こちらも同じテイストで、簡潔にまとまった怖い話が12編入っています。
「ほんとうにあった…」より、個人的には後に残る怖さを感じました。
『怖いもの知らずのメアリー』『影』『真夜中の訪問者』は特に好みの怖さでした。
『犬と幽霊』はありそうでなさそうで、動物好きな人が読んだら、そのラストに「うんうん」とうなずいてしまうだろうな〜と、思いました。
いずれも小学校高学年くらいから中高生くらいの子どもたちにお薦めします。
1つ1つが本当に短いので、寝物語に読んであげても(怖くて)いいかもしれません。