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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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ぺったんぺったん白鳥がくる」 てんぐざるさんの声

ぺったんぺったん白鳥がくる 作:穂村弘
絵:青山明弘
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2007年02月
ISBN:9784265052646
評価スコア 3.8
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  • 斎藤茂吉のナンセンス短歌がいい!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    穂村さんの編集した短歌絵本シリーズ。子どものリクエストにこたえて最後の1冊を探してきました。副題にもありますが、この本は動物にちなんだものが編集されています。

    表題の作品は渡辺松男さんという方です。
    「水を出て おおきな黒き水掻きの
     ぺったん ぺったん白鳥がくる」
    うん。ただ読んだときは、たいして良くも思わなかったけど、口にしながら書き出してみたら、なんかしっくりするというか、心に感じるものがありました。
    今回の絵本は青山明弘さんがイラストを担当しています。
    この青山さんの、すっとぼけたような白鳥がなかなか良かったです。
    他には、与謝野晶子の作品や、北原白秋の作品もありましたが、他の短歌絵本と同じく、今活躍している現代の歌人の歌も多かったです。

    個人的にはやっぱり、斎藤茂吉の
    「税務署へ 届けに行かむ 道すがら
     馬に逢ひたり あぁ 馬のかほ」
    この訳のわからんナンセンス感が、すごく心地よかったです。

    子どもが読むなら、やはり短歌というものをきちんと習う、中学生以上がいいかと思います。

    投稿日:2009/06/22

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