おしゃれが大好きな娘と一緒に読みました。
帽子屋さんに行ったミリーはお金を持っていません。それでもとても素敵な帽子がほしいミリー。そこで、帽子屋さんの店長さんは機転を利かせて、美しい空想の帽子をプレゼントします。
(この場面では、その様子をパントマイムのように受け渡しする絵がとても愛らしくて素敵です。)
ミリーは受け取った帽子を被り、様々な帽子に姿を変えていきます。
花や噴水、歌も。そして、辺りを見回すと周囲の人々も同じように想像の帽子があることに気付き、自分の帽子から相手へ分け与えることも。
空想の美しさや喜び、周囲へ分け与える温かさを教えてくれる、豊かな絵本だと思いました。
娘もミリーへの憧れを抱きつつ、読んでと持ってきます。