またたびトラベルの続編なので読みました。
今度は、短編が7つ。
私のお気に入りは、「ネコの手、貸します」
家事や育児に忙しくて、本を読む時間が持てないゆき子さん。
「ネコの手が借りたい。本を読む時間が30分欲しい。」とつぶやくと、
飼い猫のモモが手を貸してくれるというお話。
最初は約束どおり30分だったのに、もう少し、もう少しとモモに甘える
ようになって・・・・・。
というのもゆき子さん、昔から本を読みだすと、時間のたつのを忘れる
困ったくせがあって。
う〜、身につまされます。
子どもたちの小さいころを思い出しました。
大人向けのファンタジーじゃないかなという印象は前作に続いて。
いっそ、装丁を変えて、若い女性向けとかどうでしょう?