ある日のこと、もぐらくんが地面から顔を出したとき事件はおきた。「だれだ、ぼくのあたまにうんちなんかしたやつは!」もぐらくん、さっそく犯人さがしにでかけます。こんなわるさをするのはいったいだれだ?と問われた動物たちが、タイミングよく(笑)うんちをして見せて潔白を証明します。うんちが頭に載ったまま、犯人捜しを続けるもぐらくんが可笑しくも可愛いです。犯人が分かるラストまでページをめくる手が止まりません!この絵本はストーリーだけでなく、それぞれの動物のうんちの形や大きさ色や臭いだったり、日常生活を送っていて、なかなか焦点が当たらない動物のうんちの違いについて楽しく学べる絵本でもあります。それぞれのうんちの特徴を、子どもにもイメージしやすいようにわかりやすい言葉や表現が使われているのも、良いと思いました。