どうぶつ好きの兄妹が、おおきいどうぶつを飼いたいと思っていると、お父さんがきょうりゅうの子どもをもらってきます。
「ふたりで、ちゃんとかうんだよ」とお父さんに言われ、「どん」と名前をつけて、恐竜を大真面目に飼いはじめます。
まずはどんのために家を建て、池をほり、えさを集める。
ウンチを片付け、体をふく。
予防接種も忘れずに。
恐竜のお世話は、スケールも大きく、とても大変そうです。
奇想天外の設定なのに、超現実的。
そのギャップが面白かったです。
やぶうちまさゆきさん描く恐竜は、表情が優しくてとても魅力的でした。