落ち葉を見ると、季節が秋から冬へと移っていることを実感しますが、この絵本はまさにそんな季節にぴったりです。
たくさんの落ち葉を山のようにかき集めたのに、
一枚の葉っぱをつかまえるのに夢中になってしまう男の子。
そこからの展開が、これぞ子どもの行動だ!って言わんばかりの、わかりやすい運びになっていて、好奇心旺盛というか、気移りしやすいというか、子どもならではの気持ちの動きを見事にえがいていて、感心しました。
最後のオチが最高で、こんな子どもを見かけたら、いとおしいだろうなあって思いました。わが子であれば別ですが(笑)。