愛蔵版ということでとても贅沢な作りになっています。
最近「戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ」を読んだばかりで、渡辺茂男さんが書かれている解説も「とひまねこざる」誕生の秘話が描かれていて実に興味深かったです。
この本は、英文と日本語の併記なので、原文と訳文を読み比べることもできます。
黄色いぼうしのおじさんですが、麦わら帽子だったんですね。絵からは全然わからなかったです。
英語と日本語の両方を読み聞かせながら、絵を見て息子といろいろと話ができました。こちらの本はオリジナルの原画です。
「ひとまねこざる」というと黄色っぽい表紙のイメージがあるのですが、原画を見ているとちょっと印象が違いました。
よく見る「ひとまねこざる」はアメリカナイズされた絵本なんだなあと改めて思いました。
息子はビデオで見た「おさるのジョージ」と違うと言っていました。原作はこちらなんですけどね。
原画の良さを味わうことができる本です。コレクターをされている方ならほしい本だと思います。