こんな愛らしいわにが、これまでの絵本にいたでしょうか。
ギラギラした目も、とがった歯も、ひっかかれた痛そうな手の指も、
獰猛なわにそのものなのに、わにわにはぜんぜん怖そうにみえません。
おふろに入ってやることなすことが、おふろがほんとに好きなのね!と言わしめることばかり。おふろが大好きな子どもたちは、まずきっと共感してしまうでしょう。そして、おふろがちょっとにがてな子どもたちも、この本でわにわにに出会えば、ぜったいおふろが友達になるにちがいありません。
ちなみに、私は、わにわにのからだの拭き方が大好き。あの拭き方だったら、まんべんなく拭き終わりそうです。親子で読んで、ますます楽しいおふろタイムが過ごせるといいですね。