「なんだ、うんこか」とほかの動物に言われるセリフ。なぜだか私のツボにはまってしまって、そのたびに笑ってしまった。「なんだ、お前か」という雑であり、妙な親近感を表現しているようなありさまが面白かったのです。雑な対応なはずなのに、そこに動物たちのうんこに対する蔑みの雰囲気が漂ってこなかったのが、一因かもしれません。まぁ、「くっせーな」と逃げられてしまいますけど、ちゃんと存在を尊重しているというか…。
子供は、私につられて笑って楽しんでいました。まさか、大人になってから、うんこネタで、しかも絵本でこんなにウケてしまうなんて。なんか、悔しい。きちんと大人も納得できる落ちが用意されているのも良かったです。