2000年に出版された「かがくだいすき」というシリーズの1冊です。
正直、メチャクチャ面白かったです。
この作品は絵本を開きながら、読み手の子どもたち気軽にできる実験が載っています。
いうなれば「暗闇体験実験」で、難しいことは1つもありません。
火事に備えた火災予防訓練や、最近小学校では視覚障害体験学習と同じような感じです。
用意するもの、実験の方法も描かれています。その実験の結果、自分のからだがどんな感じになるのか、右下に著者から青い字で添えられていますが、できたら、この本を読んだお子さんたちは全く同じでなくてもいいから、この実験をやってみてほしいなと思います。
そして、ほんとにこうなるかどうか、自分のからだで体験してみてほしいです。
後半には昔の人や世界の別の国の人たちが、どうやって「暗い世界とうまくつきあっているのか」いくつか紹介してくれています。
この本はただの読み聞かせとしてで使うのではなく、参加体験型として子どもたちと一緒にやってみたいです。