ついつい癇癪が出てしまって、うまく友達の輪に入れないたろう。
そして、巣から落ちて一人ぼっちになってしまったつばめのぴーちゃん。
つばめのピーちゃんを通して、自分たちも成長していく子どもたちがうまく描かれています。
巣から落ちてしまったつばめと、どうもうまくなじめない不器用なたろうが、それでも一歩一歩大きくなっていく、みんなに助けられながら大きくなっていく。
こんなふうにして、子どもは大きくなってくんだなぁ。
みんな健やかに育っていってくれればいいなぁ、と親の立場ではそんなふうに感じる絵本ですが、まぁ、子どもの目で見ると、これは、あくまで楽しい絵本みたい。
つばめが助かってよかったね、と。
巣からおしりを出してうんちするなんて知らなかった〜、と。
自分もつばめが飼ってみたい、とそんな感想でした。