もねちゃんは、森の近くに住んでいます。もねちゃんは、たからものをあつめるのがだいすきです。ある日、
「ひみつのたからもの、みにきていいよ。」
という手紙を書いて、紙ひこうきにして飛ばしたら、森から、きつねの子がやってきました。
もねちゃんのたからもの、すごいな。ほんとうなの?でも、あったらいいなというものばかりです。それを、きつねの子に説明するところが、また、淡々として面白いのです。欲しいなという気持ちが、どんどん膨らんできます。
きつねの子とのやりとり、もねちゃんの表情など、楽しめる要素が盛りだくさんです。