韓国 朝鮮の民話 隣の国の心にふれたい そういう思いで松谷みよ子さんたちで作られた絵本の一つです。
水谷さんのお話に 村上さんの絵がピッタリでいいお話です。
お父さんの病気を治すために息子はどうしたらいいか分からなかったところ 夢に しろひげの じいさんが 「うらやまの 滝のそばに 朝鮮人参があるので 煎じて飲ませると 父親の病気がなおる。」
息子は 父親の病気を治したい一心で崖をよじ登っていったんです
これをみていた おばけのトッカビ
いたずら好きなんですね トッカビは どんぐりの雨降らせたり
へび はちを出して いたずらする
諦めずにがんばった息子もとうとう 「とうさん ごめん。 だめだった」と泣いてあやまるのです。
悲しかったでしょう!
ところが いたずらものの トッカビは、この涙を見て なんと 朝鮮人参をとりにいってあげるのです(優しかったんだ)
父親と息子はやまのかみにお礼を言うのですが・・・・
トッカビにお礼言わないとね!
ああ〜トッカビは いいとこあるんだ
優しい心を持っていたんだね!
朝鮮民話の 心が 優しく伝わりました。
なかなか いいお話でした(トッカビの顔が おもしろい!)