新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる
話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる

トンネルに消えた女の怖い話」 てんぐざるさんの声

トンネルに消えた女の怖い話 作:クリス・プリーストリー
訳:三辺 律子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2010年07月
ISBN:9784652079744
評価スコア 4
評価ランキング 32,412
みんなの声 総数 1
「トンネルに消えた女の怖い話」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 「そうしたければ、どうぞ目をとじて」……

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子17歳

    主人公の少年ロバートは12,3歳でしょうか。継母と駅で別れて、ひとり列車で遠く離れた学校へ行くところから物語は始ります。
    「モンタギューおじさんの怖い話」に続くホラー短編シリーズ、今回の語り手は“白いドレスの女”です。ロバートからの見た目は自分とは10歳くらいしか離れていない若い女。
    その彼女が事故か何かで止まったままの列車の中で、ロバートに暇つぶしとして自分の知っている怖い話を聞かせ始めます。
    シリーズの他の作品と同様に、この作品もプロローグ「列車」とエピローグ「トンネルの入り口」はロバート個人に直接起きた話で、残りは語り手が話す9つの物語です。

    これまでの物語と違うところといえば、1つ1つの話の合間にロバートは眠気に襲われ、“白いドレスの女”は自分が話しているにもかかわらず、
    「ずいぶん疲れているみたいね」「眠ったら失礼だなんて思わなくていいのよ。そうしたければ、どうぞ目をとじて」と促すのです。
    また、要所要所でふたりはロバートの継母が見送り前のうたた寝で見た予言めいた悪夢の話をします。

    いたるところに伏線があり、最後の物語へと続いていく過程がとても面白いです。
    怖い話が好きな子どもたちに是非読んでもらいたいおススメの作品です。

    投稿日:2017/04/30

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「トンネルに消えた女の怖い話」のみんなの声を見る

「トンネルに消えた女の怖い話」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



えほん新定番 from 好書好日さこももみさん

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット