子どもの頃、私はどんぐり探しに夢中になりました。
大きいもの小さいもの、丸いもの細いもの、帽子がお茶目にカールしてるもの・・・個性的で面白いんですよね。
うちの子たちもどんぐりが大好きでたくさん拾ってきます。
なのでどんぐりが主人公のこの絵本は一目で気に入りました。
なかやみわせんせいの繊細でかわいらしいタッチで描かれたたくさんのどんぐりたちを見ていると、素敵などんぐりを見つけて喜んでいたあの頃と同じ気持ちになります。
ストーリーはどんぐりむらのぼうしやさんが「どうしたらもっとぼうしがうれるようになるのかしら」と様々な工夫をする・・・というもの。
都会にいってみたら?お知らせをはってみたら?捨てられたものを使ってわくわくするものにしてみたら?
将来どんな職業につくにしても仲間とアイデアを出し合い自分の仕事を工夫していくことは不可欠だと思います。
この絵本は子どもたちに大切なことを教えてくれます。
こどもが拾ってきたどんぐり、目をつけて、帽子に色をつけて・・・どんぐりむらの3つぶの置物を作りました。
どんぐりは宝物です。