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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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おおきな木」 しろわにさんの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
税込価格:\1,218
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 146
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    • しろわにさん
    • 30代
    • ママ
    • 長崎県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    育児疲れで鬱になり、少しでもリラックスしようと岩盤浴に行き、
    この本に出会いました。
    とても衝撃を受けました。りんごの木はぼうやのために尽くす。ぼうやは当然の如く搾取する。
    自分が困ると頼って、感謝の気持ちも言葉もない。
    りんごの木はそれでも幸せを感じる。
    少年になっても大人になっても中年、老人になってまでも
    りんごの木を頼りにする。

    育児に疲れていた私には、この木は母親、ぼうやは子どもと
    映りました。母親は子どものために子どもの笑顔を見るためだけに
    自身を削って一生尽くさなければならないのか。
    子どもはそれを当然と思ってしまうのか。
    そんな考えが頭をグルグル回り、絶望して涙が止まりませんでした。

    ぼうやはどんどん大きくなっていきますが、
    帰ってくるたびあまり幸せそうではないと感じました。
    木の、与えるだけの愛は本当にぼうやを幸せにしたのでしょうか。
    ただの木の自己満足としか思えない。
    私には木の気持ちがわからない。

    読む人によってもその時の精神状態によっても
    感じ方は変わると思いますが、私には辛い作品でした。

    ただ、少しでも木の気持ちを理解したくて
    何度も読み返しています。

    すごく考えさせられる深い内容のお話だと思います。

    投稿日:2006/12/14

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