木が少年に限りない愛をささげていくストーリーにとても感銘を受けました。そして「愛とは何か?」を考えさせてくれる名作だと思います。とても木の少年への深い愛に感動すら覚えます。ただし、子どもの欲するがままに与え続ける姿は、とらえ方によっては、過保護な面もあるのかな?と感じたりします。大人同士で議論してみたくなる話です。僕が非常勤で講師をしている保育士養成の専門学校でも、毎年学生に読み聞かせをしていまして、学生から「とてもジーンときました」「木は本当にうれしかったのですか?」などの声があがり、反響をよんでいる絵本です。