まだまだ子ども子どもしてる息子。一人で寝れなかったり、泣き虫だったり。そんな息子の姿がキツネにダブっちゃいました。例えば学校で俺は足が速いよ、僕は絵が得意だよ、私は字がきれいだよ…って話になったときに、このコはなんて言うのかなあ、って想像しちゃいました。もし何も言えず、そして私に聞いてきたら何て返すんだろう。
何々があるじゃない、って言ってやれるかなあ。
励ますかなあ。
お父さんに聞いてみなさい、なんて逃げちゃうかも…
とても、キツネのお母さんみたいには言えなかったでしょうね。思い浮かびもしませんでした。
でも、もう大丈夫。読み終わって、絵本の思いは伝わりました。子どもに聞かれたときも、自信を持って答えたい。
忘れがちな何気ない幸せを、時々でいいから噛みしめて。
絵本に、感謝です。