かいじゅうのトゲトゲ、どういう経緯かよく分からないのですが親元を離れて旅に出ます。
寂しくなってきた頃に、雷で両親を亡くした女の子に出会い、その子の為にいろいろしてあげます。
屋根に飛んでしまった帽子を取ったり、高い場所の鏡を取ってあげたり…。
でも、その度に怪獣の手なので家を壊してしまいます。
とうとう家は住めない状態になってしまいます。トゲトゲは自分のお父さんお母さんが、女の子の親になる事を提案。二人で仲良くトゲトゲのお家に帰って行きます。
「ちょっと鈍臭いけれど、相手の役に立ちたい気持ち」
分かるのですが、どうして家が全壊するまで突き進むんでしょう??
女の子もアッサリと家を離れていいの?
トゲトゲ、家に戻るなら、なぜ旅に出たの??
…よく分かりません。
西巻茅子さんの絵がなければ、途中で読むのを止めていたかも。