かいじゅうが枕ひとつもって旅に出ます。荷物少ない旅って素敵ですよね。
そこで親をなくした女の子、ミルクちゃんに出会います。一人で暮らすミルクを助けようとしても屋根をはがしてしまったり、家を倒してしまうかいじゅうトゲトゲ。しょんぼりするけれど、ミルクちゃんに一緒に暮らすことを提案し、トゲトゲの両親のもとへ、ミルクちゃんを背中にのせて帰ります。
優しくて素敵なトゲトゲと、女の子のふれあいがとても素敵でした。切ないけど、ハッピーになれそうでよかった。
続編もすぐ読みたくなります。
普段、長編は自分で読まない七歳の娘が、これだけは自分で一人で勝手に読んでいました。面白かったようです。