赤とんぼがでてくるので秋になったら読みたいと思っていました。
10月に2年生で読みました。
だご=だんごって、どこの方言かと思いましたが、作者の方が富山のご
出身なので、富山の言葉なんでしょうか。
タイトルを読んで、「だごって何だと思う?」と聞いたら即座に正解が
帰ってきたので、結構わかるものだと思いました。
舟をこぐ掛け声、「えいこら ぎっこら、ほーい ほい」の繰り返しが
子どもたちにはなぜかうけていました。
あと、おにの腹がぱちーんとさけたところが面白かったようです。
赤とんぼがなおさら赤くなった由来とのことで、もう一度読み返すと、
最初にくものすにかかっていた赤とんぼは黄色、せいぜいオレンジだっ
た!
舟を漕ぎ始めたところもそうで、舟を漕ぎ続け、ページをめくるごとに
赤くなっていました!
梶山さんの描くおじいさんとおばあさんが、本当にほんわかした感じ
で、鬼も悪者というより、ただの食いしん坊。
小さな体で赤とんぼが舟をこぐのもかわいらしくて、大好きな昔話に
なりました。