古くなって捨てられた自転車「ピカピカ」
幸運にも修理されて、意外な次の生を歩むことになります。
それはアフリカへの旅!
コンテナに入れられて、船で運ばれる・・途中海賊船の襲撃も
あったりと、なんだかドラマチック・・!
日本から海へ、海からアフリカのとある村へ。
どんどんお話がスケールアップしていきます。
アフリカで、村の助産婦さんの貴重な足になったピカピカは
そこで「必要とされる喜び」を感じます。
これって「生きる喜び」ですよね。
自転車じゃなくて人でも同じかも。
息子も真剣に聞き入ってましたが、私も勉強になりました。
一台の自転車をだいじに。モノをだいじに。
そして周りと繋がりをもって生きることが一番の幸せだということ。
しかも作者たばたさん、アフリカに取材に行って描かれたんですね。
しおりのエピソードも良かったです。