家の本棚にあるのを知らずに、夫が図書館で借りてきました。(そこらの本屋さんの絵本コーナーより、我が家の本棚の方が品揃え豊富なんだから・・・?!)
まあ、そのうち感想を書こうと思っていたところだったので、パパが読んでくれて、ちょうどよかったわ。
「おしいれのぼうけん」や「ダンプえんちょうやっつけた」が、長男・長女のお気に入りだったこともあって買ったのですが、作者が違うせいか、こちらは1度読んでそれっきりでした。
でも、久しぶりに聞いて、なかなかよかったです。
まだ使えるのに捨てられた自転車ピカピカが、ねこたち・ゆきちゃん・げんじいちゃんの手によって、生まれ変わり、アフリカに渡って大活躍するおはなし。
アフリカの人たちの輝いてる顔を見て、日本は経済的には豊かになったのかもしれないけれど、心の中はどうなんだろう?と疑問がわいてきます。
そういう私自身も、まだ使える物を捨て、新しい物を買ってしまっている矛盾。
ワクワクドキドキとか、おもしろおかしいお話ではないけれど、本当の豊かさについて、じっくり考えるきっかけになる絵本です。