インド(ヒンズー教)の神々も日本の八百万の神々に匹敵するほど、
沢山いるので、今から20年以上前にインド・ネパールの放浪の旅に
はまっていた私にとっては、正直なところ、何が何だかさっぱり分り
ませんでした。
でも、この絵本をたまたま手にとって、とてもなつかしい見たことの
ある絵に思わずページをめくりました。まさに、インド現地の配色、
そして図柄でした。そして、やはり絵がインド人によるものだったの
ですね!
あんだけ神様の名前が覚えられなかったダメダメな私でも、サルの顔
をしたハヌマンはその奇抜な発想から覚えましたが、そのハヌマンに
は、こんな秘話があったとは! 分りやすくて、とても親しみが湧きま
した。何十年ぶりに、またザックをしょって旅をしたくなりました。
インド旅行に行く前の予備知識として、そして、インドってどんな
ところなんだろうと思いをはせている人に、とてもお薦めの1冊です。