みどころの「かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと」の一節を読んだ時、そんな友達いたかしら?と思いましたが、実際、絵をみながら読んでみると、共感するところがありました。下校の時、誰かと一緒に帰るのは、とても楽しみだったことを思い出しました。
中一の娘は「前半は絵本らしく、後半道徳の教科書のよう」だと言っていました。
大人になって感じるのは、20年、30年と連絡をとっていなかったのに、再会した瞬間から、空白が埋まって、昔に戻れる友達がいるということです。実に40年ぶりということもありましたし、これからもそんな再会があるのかもしれません。